白髪染めの安全性

市販されている家庭用の白髪染めは、美容院でするよりも安くできるので人気で手軽ですが、安全性については注意が必要です。白髪染めを使ったことのある方はご存知だと思いますが、白髪染めの薬剤は強烈な匂いがしますから、刺激の強い成分が入っていることは容易に想像できます。白髪染めの薬剤には、パラフェニレンジアミンやアルコールなどといった強い刺激性のある成分が配合されています。アレルギーのある人や肌の弱い人が使用すると、頭皮がかぶれたり痒くなったり、ひどい場合は目の痛みや呼吸困難など、危険なトラブルを引き起こすことがあります。また、肌トラブルだけでなく、薬剤が皮膚から体内に吸収されてしまう危険性もあるといわれています。これは、薬剤に含まれるジアミンなどの化学薬品が、皮膚に付着することにより、体に影響を与えてしまう可能性があるからです。発がん性や血液障害、肝臓障害や視力低下に影響するともいわれ、白髪染めの安全性については十分注意する必要があるでしょう。また、数ヶ月に1度の頻度で使用する方も多いでしょう。定期的に使用することにより、頭皮や毛髪を傷めることになりますので、なるべく刺激の少ないものを選ぶのが肝心といえます。


白髪染めの前にはパッチテスト

強いアレルギー症状を引き起こす可能性のある白髪染めをする前には、必ずパッチテストをしましょう。パッチテストとは、少量の薬剤を腕の内側などに塗布し、48時間放置して、トラブルが起きないかチェックするテストのことです。もしなにかしらの反応が出てしまったら、その薬剤を使用することはできません。いつも使っている白髪染めでも、その日の体調などによって反応が出ることがありますので、必ずパッチテストを行いましょう。


パッチテストで反応が出てしまったら

パッチテストでアレルギー反応や異常が出てしまったり、肌の弱い方の場合、天然由来成分配合の白髪染めを使うとよいでしょう。特に強いアレルギー反応が出なかったとしても、体への影響が優しいものを好む人や、なるべく髪を傷めたくないという方に、そうした自然派の白髪染めは人気です。ヘナやクチナシなどから作られた天然植物染料を使用したものがあります。